鶏眼(魚の目)を患って、香港へ向かった。
到着直後に尖沙咀の足つぼマッサージ店に入店。
お目当ての上海角質エステコースをオーダーし、湯の中で足をふやかす。
十分にふやけたとこで、おばちゃんが眼鏡をかけ、道具を並べていく。
彫刻刀には驚いた。
ヤスリやその他の道具。
適する道具を用いて、適した場所を攻めていく。
『極上のリラクゼーション』
片足の踵だけでトミカのダンプカーの荷台一杯分はゆうにある。
「あんた、ココが痛いでしょ?」と魚の目の部分を指した。
「うんうん」と答えると、
「もう少し削ってあげる」と丹念に削り、仕上げてくれた。
最終的に景徳鎮のご飯茶碗一杯分の角質が取れた。
ドクターフィッシュなら、腹いっぱいになってるだろう。
我ながら、スゲー量だと思った。
錯覚か?靴が一回り大きく感じた。
純粋に鶏眼、魚の目で悩んでいるなら町の皮膚科を受診した方が良い。
病院や医師にもよるが、削ってくれる。