香港の二階建てバスって(香港に限らず)、どうやって運ばれて来るか知ってる?
正解は専用の運搬船を作っても、稼働が少ないので、一般貨物としてコンテナ輸送され、現地で組み立てる。
現在は倫敦號(=Treasure of London ポリスストーリーや悪漢探偵で出て来たバス)のような空調機を付けていないバスは現役を引退している。
窓が開くバスは台風が接近すると車庫で間隔を狭めて駐車させ、全ての窓を開放したまま台風をやり過ごした。
現在はバス専用の車庫ビルがある。
(窓が開かないので、風を受けて倒れる危険性がある。)
バスの運行会社や型式によってはUSBポートがついているが、充電スピードはかなり遅い。
2階席で有事があった際はハンマーを使って窓を割る。
人がぶつかったくらいでは窓ガラスは割れません。
1993年、香港では同じ路線を走るバスだが、エアコンの有無で料金が違った。
今は多分、オールエアコンディションバスだと思う。
バスの車体を企業広告に利用しようというラッピングバス?ペインティングバス?という発想も香港の方が古いと思うが、日本は付け替えができる看板を貼って走るバスはかなり昔からあった。
香港の空港バスは二階建て。
日本のエアポートリムジンはトランクルームがあるが、香港の場合は車内1階部分にバゲージ用の棚が有る。
ほとんどの乗客は2階席を利用する。
誰もが触れる場所にあなたの貴重品が入っているかも知れない荷物がある。
どうやって荷物を守るのか?
答えは車内にいくつもあるモニターと監視カメラ。
1階の荷物を2階のモニターで監視する。
映像は数秒で切り替わり、多角度からあなたの荷物が映し出される。
僕は何度も利用しているが、盗難にあったことがない。
用心するに越したことはないが、基本安全である。